今回の日本をみていて、実はフランスW杯のときの韓国を何度も思い出しました。
フランスW杯の日本といえば、初めてのW杯に勝てないけど負けないサッカーをするのが精一杯で、派手には負けないけど勝ってない三戦全敗で予選敗退をしたのですが、当時、アジアの中でも最強クラス、連続でW杯出場を決めていた韓国はどうだったか?
これまた、三戦全敗で予選敗退です。
むしろ、日本なんて目じゃないほどのそれはそれは無様な惨敗っぷりでした。初戦でメキシコに先制したものの後半に3点奪取され黒星スタートをきり、次のオランダ戦では0-5という見事なまでにボロボロの結果にオランダ好き(ベルカンプがとても好きだったのです)でオランダを応援がてらみていた私ですら、思わず同情したくなりました・・・即、車監督更迭されましたし…あと1戦残ってるにもかかわらず。結局、最後のベルギー戦で1点取られて、最後の意地で1点取り返して引き分けに終わったんですが、あのフランスW杯は韓国にとって相当に屈辱的な大会となったのではないでしょうか。
2002年のW杯の4強については、自国開催の利は日本にも韓国にも働いたし、それ以上のものもなかったとは正直言いきれないと思うので触れずにおきます。
今回、日本のグループリーグにくらべたら、なんて韓国は楽なグループなんだろうと心の底から思ってます(笑)。それでも試合の流れを見ていると、韓国は勝つための負けないサッカーをやろうとしてるような気がしました。日本の無責任なネット上の発言で韓国の選手はダーティだという言葉をよく見かけます。確かにプレーが荒いのは感じます。でも、あの何がなんでも勝つという意識というかもはや執念は毎度のことながら凄いよ。
別に日本は韓国と同じサッカーをする必要はない。実際、フランスW杯でも、韓国よりも日本のサッカーのほうが将来的に世界で勝てるサッカーになるんじゃないか感じました。あのころの韓国は、精神力と力技のサッカーをしていて、あれはどうにもアジアでは勝てるけれど世界では勝てないサッカーでした。確かに今もそういう部分はありますが、あのあと日韓W杯にヒディングを招聘して、結果を出して自信をつけて臨んだ今回のドイツ大会。
日本は差をつけられたな、と感じました。
韓国の試合はあと一試合残っていて、これを書いてる時点ではわかりませんが、負けない限り予選突破するでしょう。
それはそれで本音を言えば悔しいです、ええ、そりゃもちろん(苦笑)
つーか、あたりまえじゃないか。
日本のW杯出場はやっと3回目。
無様に負ける大会があってもしょうがないじゃん。
少なくとも、フランスのときの勝てないけど負けないサッカーではもうなかった。勝てるかもしんないけど、負ける要素が多いサッカーくらい?(笑)
アメリカ予選の前までは韓国との差だって、越えられない壁のようなものだったけれど、一度、がんばって縮めることができた。ところが、日本が今味わっている悔しさをその8年前に味わった韓国が少し歩を早めて前に進んでしまっていた。日本は同じだけの距離をこの4年間で進むことができなかった、そういうことだと思います。
要は開いた距離(実力)の差ではないし、それはこの先の4年間でいくらでも修正は可能なわけです。別に隣の国を常に意識して世界に挑む必要はないけれど、お互いいい物差しだと思って、一緒に強くなればいいんじゃないか(そのほうがアジアの枠も増えるかもしんないしな)。
そんなことを今回の前半戦でつらつらと思いました。
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